2013年8月25日日曜日

シャモニー着いたら・・・※快適にハイキングを始める為に

シャモニーでのハイキング旅行、楽しく効率的にする為のちょっとしたアドバイスです。
シャモニーは夏の間、2000m以上の山へ一気にアクセス出来るリフトが沢山あります。
絶景が気軽に楽しめる分、海抜0m付近から突然高所で運動を始めるのは結構きつい様です。
私は普段標高1000mに暮らし、3800m以上の展望台で本を読みながら過ごしたり、クライミングやスキーを楽しんでいるので、体が高所に順応していてほぼ問題がありません。
でも普通、短い間の休暇で高度順応などしている暇は無いのが現実。

そこでシャモニーに到着し、もし中心街付近に宿泊し、余裕を持って3時間ぐらいの日暮れまでの時間と、登りのお散歩をする体力に余裕が有るならば、シャモニー中心街からアクセスできるフローリア小屋(La Floria)までのハイキングをお勧めします。

フローリア小屋から見るモンブラン山群
比較的なだらかな(←シャモニー流の)登り坂が小屋まで続きます。
スタートは約標高1000m小屋はまでの標高差が約300m道のりは約4kmです。
フローリア小屋には沢山のお花が飾られているので、到着するとすぐに判ります。
とてもポピュラーなハイキングコースなので、シャモニーからの登山道口さえ見つかれば、迷うことなく到着出来ると思いますが、勿論地図があればなお安心!次の日からの山歩きの観察計画にも役立つでしょう。地図はシャモニーの本屋、スポーツ用品店で購入できます。
多くの旅行者たちがツーリストインフォメーションで販売しているハイキング地図を持っていますが、本格的なハイキングを予定しているならば正確な山の地図を用意することをお勧めします。
勿論ハイキングガイドを雇うことが一番安全でスムーズに楽しいくハイキング出来る近道です。

シャモニーからの登山道口手前のジャンクション。
地図がまだ無い様なら、宿泊施設で聞いてみましょう。
このフローリアまでのお散歩でご自分のペースを把握できれば、次の日からの計画が立てやすくなると思います。せっかくシャモニーまで来て、山で焦って体力を消耗するのはもったえない!!!
そしてゴールの小屋からの眺めるモンブラン山群は、シャモニー滞在への歓迎となるでしょう!
勿論お天気のチェックもお忘れなく!!!夕方は天気の崩れやすい時。
簡単な雨と寒さ対策、飲み水もお忘れなく。

登山道の入り口付近
前方の眺めも抜群。時々足を止め水分補給を忘れずに!
小屋まで上り坂が続きますが、歩きやすい山道です。
時々小屋に物資を運ぶ小さな車にも出会うことが・・・
フローリア小屋に到着。
沢山のお花と、モンブラン山群がお出迎え!
帰りは同じ道を下り、途中でプラ(Les Praz)へ降りても良いし、来た道を下るのも良いと思います。今回の案内はあくまで次の日からのハイキングを楽しむ為のウォーミングアップ。
無理をせず、日暮れの時間には十分注意しながら楽しんでください。

Happy Hiking!

2013年7月26日金曜日

ブレヴァンからの眺め(Brévent)

2週間ぶりにルージュ山群側の山に上がってきました。

写真はブレヴァン(2525m)からの眺めです。
心配していた残雪はほとんど溶け、沢山の登山者で賑わっていました。

ブレヴァンからフレジェー側の眺め

ブレヴァンから見るAiguillette des Houches。右下はブレヴァン湖 


ブレヴァンへはAiguillette des Houchesやフレジェー側(Fleger)から登り、リフトで下山するのが私のお勧め。膝への負担を軽くするためです。

ブレヴァン山頂の岩場で見つけた小さいお花

登りきった後はモンブラン山群を眺めながらお茶でもいかがですか?

Happy Hiking!

2013年7月21日日曜日

エーデルワイスに出会った日 ボーフォルタン山群ハイキング(Roc de Vent, Massif du Beaufortain)

今回はシャモニーを少し離れ、お隣サヴォワ県のボーフォルタン山地(Massif du Beaufortain)まで足を伸ばしてきました。
車で山間をくねくね登り下りを続け約2時間、目的地のボーフォールにある、Le Roc du Vent のParking Refuge du Plan de la Lai (1813 m)に到着。

今回のメインはハイキングではなくヴィアフェラータ(Via Ferrata)が目的
ヴィアフェラータとは、セルフビレイで岩場を登るイタリアが発祥のクライミングです。
ヴィアフェラータはロッククライミングなので、マウンテンリーダー(ハイキングガイド)ではご案内できません。ヴィアフェラータご希望の場合はマウンテンガイドを雇う必要があります。

スタート地点。
ヴィアフェラータがメインの場所すが、周辺にはハイキングコースも沢山あります!
写真左上の岩場まで、ハイキングを楽しみます。
日よけ帽子をヘルメットに変え、クライミングギアを装着し、クライミング開始!
滑りやすく少々苦戦しながら・・・
天気が良かったこともあり、岩場は大賑わい・・・
先を行く相棒君。
Le Roc du Vent の頂上(2360 m)
頂上からの眺め。ジタ湖が見えます。
写真中央の白い花に注目!
エーデルワイスで~す♪
山々を眺めながら最高の休憩
Le Roc du Ventの山頂までは、ハイキングでも登る道があります。
Le Roc du Ventで見つけたお花たち・・・
 お花畑が広がる様!
廃墟となったファームハウス跡。
牛さんも放牧されています。なんだかのんび~り楽しそう♪
車に戻る前、小川に足を浸し疲れを癒しました。水はシャモニーに比べ暖かいよう。
シャモニー周辺とは違った、緑に染まった山々が広がり、沢山の野生の花が華やかに咲き誇る楽しいエリアでした。牛も放牧されていて、なんとなくハイジのイメージが広がります。
そしてLe Roc du Vent の頂上(2360 m)エーデルワイスに出会ったのはうれしい出来事!
シャモニーではなかなか見られません。

Happy Hiking! 

2013年7月15日月曜日

ボソン氷河 (Telesiede du Glacier des Bossons)

ここ最近天気の良い日々が続いています。
お散歩に出たいところですが、新しい登山靴の洗礼を受け踵に大きな靴連れが・・・(涙)
まだ踵のある靴が履ける状態では無いので、今日はサンダルを履いて軽くお散歩。

ボソン・チェアリフト(Telesiede du Glacier des Bossons)に乗り、ボソン氷河の側まで

行って来ました。
シャモニーの中心街からNo.2バスでGlacier des Bossons行きに乗り最終駅で下車。

バス停からの眺め。左がボソン氷河とエギーユ・デュ・ミディ、右はTaccnnas氷河。
ここで帰りのバスの時間を確かめておきましょう。
バス停から少し坂を上るとチェアリフトが見つかります。チケットが無ければオフィスで購入し、
リフティーにチケットを見せると案内して貰えます。
 チェアリフトに乗ったところ。右はスキーのジャンプ台。
勿論リフトを使わず、歩いて展望台に登ることもできます。 
20分弱で到着。
道なりに歩いていくと分岐点が、左Point de Vue展望台へ。
右側への誘導La Junctionは近いうちに歩いてみたい所。
 Chalet du Glacier展望台に隣接する山小屋。
 昔、墜落した飛行機の残骸がそのまま展示されています。
山小屋側の展望台から見るボソン氷河。 
周辺に咲く野生の花たち。 
 フットパスを登っていくと・・・
別の展望台が。写真では判りづらいですが、さらに氷河が迫って見えます。 
 シャモニーの谷間。写真中心、奥のバルム(Balme)まで良く見えますね!
山小屋のカフェからの眺め。贅沢!
山小屋は沢山の花で飾られていました。
 帰りの案内板。ちょっと妙ですが意味は分かる日本語表記も。
降りはルージュ山群を目の前に 。
素敵な民家の庭も横切ります。

二人乗りのチェアリフト、なんともレトロな感じで楽しくなります。

素敵なカフェもあるので、デートお散歩にお勧めです!


さて今日は7月14日フランスの独立記念日。各地でさまざまなイベントがありました。
私も花火観賞へ・・・
屋台も。

花火が盛り上がった後は、老若男女ディスコで更に盛り上がっていました。

Happy Hiking!